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 さつばつサツキさん
 
 あとがき

 というわけでおつきあいありがとうございました。MIDDLEです。
このシリーズは当初、単純に「そっけない男の子」と「素直クール風の女の子」のラブコメとなる予定でした。本当にただそれだけでした。
 しかし、その予定はあっさりと崩れてしまいました。
 坂上が、第一話で「俺は脱がす方が好き」とか言い出したからです。
 いや、面白いと思ったものは何でも入れてしまう自分なのですが、これで坂上の特徴は決まってしまいました。

 「エロを男らしく主張する」

 これです。いや、書いたら楽しそうだし、書いてみたら実際に楽しかった。だから、その路線に。サツキはサツキでそれに振り回されてでも一途、という感じになってしまいました。当初の予定とはかなり食い違ってしまいました。タイトルもそこからつきました。ちなみに「さつばつサツキさん」というタイトルは拙作「ほのぼのこがらちゃん」と対になることをイメージしてたりします。
 (「さつばつ <> ほのぼの」 「さん <> ちゃん」と対になってるつもり)
 だからヒロインは身長が高いのです。胸も大きくしようと思いましたが、できませんでした。理由は自分が自分だからです。<マテ

 さて。そんな感じで始まったのは良かったのですが、実はこのことは作品の傾向だけではなく同時にその終わりもまた決定してしまいました。
 坂上はエロい。なら、なぜ自分の彼女に手を出さないのか?
 「こがらHPは一応建前上、全年齢対象のラブコメメインのサイトだから」という都合だけでも良かったのですが(いいのか!?)、でも理由がないと書きづらい。
 その答はすぐに考えつきました。
 
 「好きな女の子は大切にしたいから」
 
 これです。自分的にも普遍のテーマ。
 で、それを書くことを前提にお話を考えてみたところ、自分の中で「ああ、ここで終りだな」ということになってしまいました。
 二人はこれからも、今までも同じように、坂上はサツキの行動に振り回され、サツキは坂上の理念にふりまわされながら、それでも距離を縮めていくのでしょう。18禁に抵触しない範囲で書けそうなお話が思い浮かんだら、また続きを書くこともあるかも知れません。

 ですが、今は。これでおしまいです。

 今回で完結ということで、さつばつサツキさんトップにアンケートフォームを設置しました。
 基本的に必須入力とかはありませんので、良かったら、お気軽にどうぞ。
 
 それでは。
 読んでいただいて、ありがとうございました。

























おまけ
 書いた当時、やり過ぎかと思ってやめた8話のボツラスト。
 今となってはそれよりヤバイものを書いているので、今から見るとどうしてやめてしまったのか微妙になぞ。
 せっかくなのでちょっと掲載。

「疲れたか、サツキ」
「ああ……すこしはしゃぎすぎたようだ。しばらくこうして寝ころんで、
 日光浴と洒落込むことにするよ」
「お前はいつもはしゃぎすぎなんだ」
「ああ。君がいると楽しくて仕方ないからな……」
「………」
「胸を……その、ああされたのはすこし残念だったが、
 でも、やっぱり来て良かった。とても楽しかったよ……」
「そうか……」
「君は、どうだった?」
「俺か?」
「……楽しかっただろうか?」
「そうだな。まあ、楽しかったさ。こういうのも悪くない……。
 お前といると退屈しなくて済むしな」
「うん……そういってもらえるとうれしい……」
「だが、困った。あまりに健康的すぎて、すこしばかりエロが不足気味だな」
「なんだか苦しそうだな」
「すこし、な」
「む、そういうことなら私もすこしだけ譲歩しよう」
「これは……?」
「サンオイルだ。塗っても……いいぞ?」
「よし、使わせてもらおう」
「……なんで自分に塗ってるんだ、君は?」
「ふむ。そういうつもりではなかったのか?」
「違う! その、なんだ。
 わ、私に塗ってもいいと言っているのだ!」
「ほう?」
「……そ、その、変なところに触ってはダメだぞ! 塗っていいのは背中と腕ぐらい!
 それを守ること!」
「いいのか?」
「い、言っておくが偶然胸に触れたとか、そういうのは許さないからなっ!」
「その確率は極めて低いと言っておこう」
「また人の胸を小ささをなじりたいのかっ!?」
「そうではない。サツキ。頭を撫でるだけで30分もお前のことを満足させた
 精妙な指使い、忘れたのか? しくじることなどあるはずないだろう」
「……え? ひ、ひぁっ!?」
「どうした?」
「さ、坂上っ! いますこし指が触れただけなのに、なにか電気が走ったような感覚がっ!?」
「俺はサンオイルを少し塗っただけだぞ?」
「そうか……そうだな、確かに」
「続けるぞ」
「うん……ん……んんっ!?」
「どうした? 俺は言われたとおり背中にしか触れていない」
「えっ……そうだけど、でも……その……!」
「ふっ……」
「!?」
「まだすこし早いと思ったが……いい機会だ。すこし教えてもいいだろう。
 背中だけ? 腕ぐらいならいい? なんて生ぬるい認識だ。
 覚えておけ。人間、至る所エロくできているものだ」
「ちょっ……んあっ……やっ……そこっ……!」
「どうした? 俺は言われたとおり背中と腕にしか触れていない。
 そうだな、その制限なら……脇の下も、別に構わないだろう?」
「そ、それは……ひうっ!?
 やっ……うそっ……こんなの、こんなの知らない……!」
「サツキ、覚えておけ。お前の身体には、まだまだお前ですら知らない
 未知の感覚が眠っているのだ」
「やっ、はっ、んっ、んっ、んんんっ……!」
「すこし、味わって見ろ」
「〜〜〜〜〜〜〜っ!」





「さて、サツキ。そろそろ日も暮れる。帰ろう」
「坂上……腰が立たない」
「まだダメか。少しばかり調子に乗りすぎたな」
「背中が熱い……」
「どれ、またひっくりかえしてやるか」
「うう、全身コンガリ焼けてしまった……」
「いいじゃないか。せっかく海に来たのだからな。
 それにお前は地肌は白い方だ。焼けた場所とそうでない場所のコントラストは
 エロくていいものだ」
「……もう突っ込む気力もない……」
「サツキ」
「ん?」
「今日は本当に楽しかったなあ」
「……なんでそんな素敵な笑顔なんだ……?」
「お前に感謝しているんだ」
「うう、そんな笑顔をされてしまっては文句も言えないじゃないか」
「ああ、すごく楽しかった……」
「ううう〜〜」