は〜とふるらぶこめでぃ
ほのぼのこがらちゃん
BBS掲載小ネタ
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小ネタその21 |
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〜これまでのあらすじ〜 湯煙に満たされたのどかな温泉街は、その緩やかな静寂でその 歴史を語る。様々な思惑の入り交じった旅路の果てに、ふと気づ くと水着をまとっているとは言え混浴で二人きりの少女と少年。 自らの体躯をあらわす言葉を名として持つ、背の低い長髪の少 女は、湯煙のなか、熱気と肌を晒す羞恥の想いからその白い肌を ほんのりと紅く染める。 そんな少女に少年はただその思いの丈を語る。 温泉の熱にうかされるように高まった二人の思いは、結果的に 少女に致死性打撃を繰り出させることになる。 血だまりの中に倒れ込む少年は、しかし定評のある泉質の効能 から回復。背中を流されると言うよりむしろ背中を削られたなが らも少女への想いを言葉をもって形となそうとする。混乱した少 女は月の光を味方に付けようとするが失敗。しかし老人の群とい う予想外の第三勢力の登場によって撤退を余儀なくされる。 舞台を温泉から宿の一室へと移し、物語は新たな様相を見せる。 母親という追い風をうけながら少女を圧倒する少年。 しかし、アルコールの存在を完全に否定しきることが困難な飲 料の投入によって、少女は、今っ……! ※よくわからないひとは「こがら」コーナーに掲載されている本 編を読んで下さい。 ※それではあらすじの意味がありません。 「か、母さんっ! 変なもののませないでよっ!」 「あら」 「本当にもう……未成年にそう言うもののませる非をもう少し考 慮すべきだと思うの」 「あらあら」 「安易で思慮のない親の行動がこれから未来へ向けて自分を構築 しようとする子供に与える影響を留意して子供の模範となるべ き行動をするのが親の義務と考えるのはどうかと思うの……っ て言うかどうなの?」 「あらあらあら」 「……あたし何言ってるの?」 「ほらもう一杯」 「んく……んく……って何のませてるのよーっ?」 「はい、もう一杯」 「あ、こぼれちゃう……んく……んく……ふはぁーっ」 「いい飲みっぷりねぇ……」 「お、お母さんっ?」 「ん? どうしたんですか?」 「こがらに何飲ませてるんですか? こがら、酔っぱらっちゃっ たじゃないですかっ!?」 「そういう責任転嫁はよくありません」 「……責任転嫁って……?」 「こがらが飲んだのはお酒に限りなく近い飲み物であって、アル コールが含まれていると断言することができないような気分で す」 「気分って……」 「だからそれによって酔ったという可能性は零ではありませんけ どそれに近いような気がしないでもないです」 「いやあのあの様子はどー見ても明らかに」 「それにっ!」 「?」 「女の子を酔わせるのは、やはり好きな男の子の甘い言葉です」 「!」 「……だから、こがらが酔ってるとするなら酔わせたのはわたし ではなくあなたです」 「そ、そーゆーこと言われると否定できないって言うか否定した くないって言うか……」 「なにあたしのこと無視してんのよーっ?」 「わあ、こがらっ?」 「にゅふふ〜」 「お、お前が背中から抱きついてくるとは……嬉しいけど、なん となく不覚だ……」 「あんたって結構胸板厚いわよね〜」 「わあ、どこさわってるんだこがらっ!?」 「ここいや? じゃあ、ここ……」 「お、おいっ……」 「ここ、こうなってるんだね……」 「うわちょっと……」 「こーしたらどーなるかなぁ?」 「んっ……ちょ、ちょっと待て」 「わ、すごい……ここもうこんなになってる……」 「ま、待ってくれっ……それ以上されたらっ……!」 「やめて欲しい?」 「と、とにかく待ってくれ」 「やだ」 「!」 「……えいっ」 「う、うわあああっ!」 「あらあら……」 「うわ右手がとんでもない方向を向いてるっ!?」 「大変ねぇ……」 「お母さんっ!!」 「なあに?」 「お宅のお嬢さんは何故に酔っぱらって人に関節技をかけますか っ!?」 「さあ?」 「しかも何故で間接外すまでやめませんかっ!?」 「酔った勢いかしら?」 「何故身体をまとわりつかせるようにくっついて関節技をかけま すかっ!?」 「こういうのも絡み酒というのかしらねぇ……」 「俺が聞きたいのはそーゆーことじゃなくてっ……」 「この子ったらいつも打撃技ばかりでしょ? それだけじゃスト レスがたまるから、お酒に近似したものを飲むとこうやって関 節技をしまくってストレス発散するらしいのよ」 「ストレス発散って……」 「なによぅ?」 「こ、こがらっ!?」 「なにお母さんとばっかり話ししてるのよーっ?」 「お前とはまともな会話が成立しそうにないし……って左手がな んでこんな方向に曲がってるーっ!?」 「あたしのことを見てっ!」 「えっ!」 「あたしだけを見てっ!」 「おっ……俺はいつだってお前だけを見ているっ!」 「うふふー、ありがとーっ」 「お、おう」 「お礼にいっぱいサービスしたげるーっ」 「サービスって……うわ膝から下がえらいことにっ!?」 「今夜は寝かさにゃいよーっ」 「あらあら、おばさんじゃまね。ちょっと席を外すわ」 「ちょ、ちょっと待ってくださいーっ!」 「だからあたしを見てってばーっ」 「うっ……」 「大サービスーっ」 「うわああああああああーっ!!」 続く |