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は〜とふるらぶこめでぃ
ほのぼのこがらちゃん
BBS掲載小ネタ

小ネタその4
〜えすかれーたー〜




「こがらぁっ!!」
「きゃあああっ……ってこのおっ!」
「うおああっ!!」

「まったくいつもいつも……」
「こがら……相変わらず見事な投げだ……」
「……あんたねぇ……いきなり背後から抱きついてくるのやめて
 くれない?」
「前からだと抱きつく前に迎撃されるだろう?」
「そーゆー問題じゃなくて……」
「わかった。理由を説明する」
「?」
「そこにエスカレーターがあるな?」
「? ええ。結構長いエスカレーターね」
「まず、乗ってみろ」
「? これでいいの?」
「で、俺がそのあとから乗る」
「?」
「この位置関係だと、目の高さの少し下にお前の背中がある。
 肩幅の狭い、小さくてかわいい背中だ」
「それで?」
「こうなると俺は抱きつかずにはいられない」
「えっ……きゃあっ、本当に抱きついてきてるっ!」
「こがらぁ……」
「あんたねぇっ! また投げ飛ばされたいの?」
「……この位置関係では俺の体重を利用した投げは無理だ。それ
 にエスカレーターで暴れるのは良くない。他の人間を巻き込む
 可能性が高いし、お前自身だって怪我をするかも知れない」
「………」
「やめておけ」
「……あんたって……ずるいっ! いつもこんなのばっかりっ!」
「すまんな。でも、落ち着いて話したかったんだ」
「えっ?」
「なんか、正面から話すには照れ臭くってな」
「なにを今さらっ……!」
「昔は、お前の背中ばっかり見ていたよな」
「えっ?」
「ずっとお前の背中を追いかけていた」
「あんた、昔は弱っちかったからね」
「俺はそれを追い抜こうとは思わなかったし、追いつこうとも思
 わなかった。ただ、居心地が良かった」
「………」
「でも、6年前のあの日、俺はお前の前に立ちたいと思った。そ
 うしなきゃ、守れないから……だから、そのために強くなりた
 かった……」
「それがどうしてっ」
「あの頃追いかけていた背中が、今は小さくなってしまった。本
 当に、抱きしめれば手の中におさまってしまうくらい……だか
 ら、こう思ったんだ。お前を包み込むことで守りたいって…こ
 ういう守り方もあるんじゃないかって…」
「………」
「お前はいつもは強いけど、でも弱いところもあって……だから
 前に立って守るんじゃなくて、支えることで守ってやりたいん
 だ……」
「……守る………」
「それに、こうして抱きしめてみてわかったんだ」
「………」
「俺は、ずっと前から……あの、お前を追いかけていた頃から、
 好きだったって」
「!………」
「俺は、できるならお前とずっとこうしていたい……お前は嫌か
? 俺に、背中をあずけるのは嫌か?」
「あたしは……」
「………」
「……背中……」
「?」
「背中……あったかい……」
「こがらっ……」
「……あっ、エスカレーター、もう終わりなんだ」
「このままで行こうか?」
「ばかっ……あっ」
「っと危ないっ。どうしたこがら、こんなところでつまずくなん
 て……」
「ちょっ……ちょっとっ」
「ん? なんだこの柔らかい感触は?」
「やっ……」
「え、あれ?」
「そ、そんなにさわらないでっ……」
「!? ま、まさか胸かっ!?」
「!」
「バ、バカなっ! 限りなく2次元なこがらの胸がこんなに柔ら
 かい感触を返すはずがないっ!!」
「あっ……や、やめてよっ……」
「理不尽だっ! 納得いかないぞっ!!」
「あっ、やっ、んっ……っていいかげんにしろぉっ!!」
「ぐはっ!」
「もう、やだあ………」
「バカな……あり得ない……こがらの貧乳さ加減は半端じゃない
 んだぞ……こんなことが……」
「………」
「そうか、これは夢だっ……夢に違いない……ごふっ!」
「………」
「こがら……? ぐあっ!」
「………」
「こ、こがらが口上もなしに無言で殴ってくる……はぐっ!」
「………」
「こっ、恐い……本気で怒ってるのか、こがら……」
「バッ……」
「バ?」
「バカァァァァァァァッ!!」
「うっ……うっわああああああああああっ!!!」



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